「下支え」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「下支え」の読み方とは? 読み方

この記事では、「下支え」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「下支え」の正しい読み方

「下支え」の正しい読み方は「したざさえ」です。

「した・ざさえ」は訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「支え」の訓読みは「ささえ」ですが、「ざさえ」と読むのは連濁(れんだく)です。

連濁とは、2つ以上の語が組み合わさる時に、読み易くする為に後に付く語を清音から濁音に変化させる文法です。

「下支え」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「下支え」「しもつかえ」「かしえ」などと間違って読まれることがあります。

「下支え」について説明

「下支え」の意味は以下の通りです。

1つ目は「景気や相場などがある水準以下に下がらないように、政府や企業が力を貸すこと」という意味です。

2つ目は転じて「政治において、他者や他派の運動に賛同して、応援すること」という意味です。

「下支え」「下支えする・した」「下支えに回る」などと使われます。

似た意味の言葉に「縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)」があり、「他人のために陰で苦労、努力することのたとえ」という意味です。

「下支え」「見えないところで」「陰で」という意味はないという点が違いになります。

「下支え」の言葉の由来

「下支え」は漢字の意味から成り立つ語です。

「下」「場所・位置が低いこと」という意味、「支え」は動詞「支える」の連用形が名詞化した語で、「防ぎとめる」「くいとめる」「精神的・経済的に支援する」という意味、「下支え」「(景気・相場が)低くならない様にくいとめる」「一歩引いた立場で支援する」になります。

まとめ

今回は「下支え」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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