「ご提示」という言葉はセキュリティチェックや価格の見積もりなど色々な場面で使う表現ですが何を意味しどう読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「ご提示」の正しい読み方と意味について解説します。
「ご提示」の正しい読み方は「ごきょうじ」と「ごていじ」どちら
「ご提示」という言葉の読み方として考えられるのか「ごきょうじ」と「ごていじ」です。
「ごきょうじ」と「ごていじ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「ご提示」の正しい読み方は「ごていじ」です。
「提」は「堤防」【ていぼう】「前提」【ぜんてい】など「てい」と読み「示」は「掲示」【けいじ】「展示」【てんじ】など「じ」と読みます。
それぞれの読み方を合わせた「ごていじ」が「ご提示」の正しい読み方です。
「提」に「きょう」という読み方はなく「ご提示」「ごきょうじ」とは読みません。
「ごきょうじ」は「ご教示」という別の言葉の読み方です。
「ご提示」の意味
「ご提示」とは、「形としてはっきりと見せること」を意味する言葉です。
相手に見えるようはっきりと示すことを意味する「提示」の敬意表現で上の人や顧客など敬意を示す相手に対して用います。
提示には差し出して見せるという相手の動作を表す意味と相手にわかるように示すという自分の動作を表す意味の2つがあります。
「ご提示」は他人の動作に対して敬意を込めた表現なので動作の主体は自分ではなく他人です。
相手が自分に対して見積もりの数字を示したり免許証を差し出したりする行為が「ご提示」に当たります。
「ご提示」の言葉の使い方や使われ方
・『入り口でチケットのご提示をお願い致します』
・『順番が来ましたら係員に整理券をご提示ください』
・『ご提示頂いた見積もりの件で質問があります』
まとめ
「ご提示」は「ごきょうじ」とは読まず「ごていじ」と読みます。
色々なシチュエーションで使う言葉なので正しい意味と読み方を知っておきましょう。