「一家言」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「一家言」の読み方とは? 読み方

この記事では、「一家言」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「一家言」の正しい読み方

「一家言」の正しい読み方は「いっかげん」です。

「いっ・か・げん」は音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「一」の音読みは「いち・いつ」ですが、「いっ」と読むのは促音化(そくおんか)です。

促音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、発音しやすくするため、前の語の語尾が「っ」に変化する文法です。

「一家言」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「一家言」「いっかごん」「いちやごん」と間違って読まれることがあります。

「一家言」について説明

「一家言」の意味は以下の通りです。

1つ目は、「その人が持つ、独自の意見や主張」という意味です。

2つ目は、「高い見識のある人が持つ意見や主張」という意味です。

「一家言」は名詞・形容動詞として「一家言だ・である」「一家言持っている」などと使われます。

似た意味の言葉に「持論(じろん)」があり、こちらは「以前から主張している自分の意見・論説」というう意味です。

「一家言」は、「独自の意見や主張」という意味ですので、ニュアンスが違います。

「一家言」の言葉の由来

「一家言」の語源は、中国の司馬遷がまとめた歴史書「史記」からの引用と言われています。

作品中に、「一家の言と成す(独自の見解となる)」という一節があり、ここから使われるようになりました。

「一家」「家族」ではなく、「学問や芸術において、独立した流派となっていること」という意味、「一家の言」「独立した考え」になります。

まとめ

今回は「一家言」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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