「希薄」の読み方と意味とは?「きうす」と「きはく」の正しい読み方について詳しく解釈

「希薄」の読み方と意味とは? 読み方

「希薄」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。

今回は、「希薄」の正しい読み方と意味について解説します。

「希薄」の正しい読み方は「きうす」と「きはく」どちら

「希薄」という言葉の読み方としては「きうす」「きはく」の2つが考えられます。

「きうす」「きはく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「希薄」の正しい読み方は「きはく」です。

「希」「希望」【きぼう】「希釈」【きしゃく】など「き」と読みます。

「薄」「薄味」【うすあじ】「手薄」【てうす】など「うす」と読むほか、「薄暮」【はくぼ】「薄利」【はくり】など「はく」とも読みます。

漢字の読み方を組み合わせた「きうす」「きはく」のうち「きはく」「希薄」の正しい読み方です。

正しい読み方として辞書に記載があるのは「きはく」だけで「きうす」を含めた他の読み方は全て誤りです。

「希薄」の意味

「希薄」とは、「気体や液体の濃度が薄いこと」もしくは「要素が少なく乏しいこと」を意味する言葉です。

本来は気体や液体の濃度が薄いこと表しますが、全体の中に含まれる成分が少ないことから転じて「要素が少なく乏しい」という意味で使われています。

物事からある要素が感じられなかったり欠けていたりする時に用いられ、物足りないというニュアンスを含めて使うことが多い表現です。

「希薄」の言葉の使い方や使われ方

・『山頂付近では酸素が希薄になる』
・『酸素濃度が希薄な高地でトレーニングを積む』
・『人間関係は希薄なぐらいがちょうどいい』

まとめ

「希薄」の読み方は「きうす」ではなく「きはく」です。

日常会話でも使われている言葉なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。

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