「一律」という言葉は何を意味しどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「一律」の正しい読み方と意味について解説します。
「一律」の正しい読み方は「いちりつ」と「ひとりつ」どちら
「一律」という言葉の読み方としては「いちりつ」と「ひとりつ」の2つが考えられます。
「いちりつ」と「ひとりつ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「一律」の正しい読み方は「いちりつ」です。
「一」には「一位」【いちい】「第一項」【だいいち】など「いち」という読み方と、「一筆」【ひとふで】「一言」【ひとこと】など「ひと」という読み方があります。
「律」は「律令」【りつりょう】「規律」【きりつ】など「りつ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「いちりつ」と「ひとりつ」の2つのうち「一律」の正しい読み方は「いちりつ」です。
「一律」の意味
「一律」とは、「全て同じで変化や違いがないこと」を意味する言葉です。
音の高さが一定で変化しないさまや複数の間で差がない時など、いくつもあるものが皆同じで変化や違いが見られない様子を指します。
「一律」の「律」には音の高さや物事の基準という意味があります。
音の高さや物事の基準が一つしかなく皆同じである状態が「一律」です。
一般的には意図的に皆同じにするときに用いられる表現で、結果としてたまたま同じになってしまった時には使いません。
「一律」の言葉の使い方や使われ方
・『一律な音程が続いている』
・『給付金は一律10万円だった』
・『一律に100円値引きする』
まとめ
「一律」の正しい読み方は「いちりつ」で「ひとりつ」とは読みません。
日常的によく使う表現なので正しい読み方と意味を覚えておきましょう。