「一昨年」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「一昨年」の正しい読み方と意味について解説します。
「一昨年」の正しい読み方は「おととし」と「いっさくねん」どちら
「一昨年」という言葉の読み方としては「おととし」と「いっさくねん」の2つが考えられます。
「おととし」と「いっさくねん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「一昨年」の正しい読み方は「おととし」と「いっさくねん」の両方です。
「一」には「一発」【いっぱつ】「一新」【いっしん】など「いっ」という読み方があります。
「昨」は「昨日」【さくじつ】「昨晩」【さくばん】など「さく」と読み、「年」は「年間」【ねんかん】「通年」【つうねん】など「ねん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「いっさくねん」が「一昨年」の正しい読み方として認められているほか、言葉の意味に由来する「おととし」も正しい読み方です。
「一昨年」の意味
「一昨年」とは、「昨年のひとつ前の年」を指す言葉です。
今年の前年より一つ前の年、つまり2年前を表します。
昨年を基準にした時のひとつ前を表しており今年から一年ずつ数えてさかのぼっていくような場合に使う言葉表現です。
昨日の1日前の日を「おととい」というように昨年のひとつ前の年を「おととし」と呼ぶことから「一昨年」と書いて「おととし」と読みます。
「一昨年」の言葉の使い方や使われ方
・『一昨年からジムに通い始めている』
・『感染が初めて確認されたのは一昨年のことだ』
・『一昨年以来2回目の優勝だ』
まとめ
「一昨年」は「おととし」と「いっさくねん」のどちらも正しい読み方です。
話し言葉としては「おととし」、書き言葉や改まった場面ではでは「いっさくねん」が使われますが意味に違いはありません。
