この記事では、「一粒万倍日」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「一粒万倍日」の正しい読み方は「いちりゅうまんばいび」と「ひとつぶまんばいび」どちら
「一粒万倍日」は「いちりゅうまんばいび」と読みます。
「一粒万倍」までは音読み、「日」だけ訓読みになります。
「音読み」とは漢字が伝わった中国の発音を元にした読み方、「訓読み」は漢字の意味をあてはめた読み方です。
また、「ひ」は訓読みでは「ひ」ですが、前の言葉につながることから「連濁(れんだく)」として「び」と読みます。
正しい読み方の結論
「一粒万倍日」は「いちりゅうまんばいび」と読み、「ひとつぶまんばいび」は誤りです。
「一粒万倍日」の意味
「一粒万倍日」は、古くから日本の暦にある吉日の一つです。
「吉日」とは「縁起の良い日」のことです。
「一粒」は「稲の種籾(たねもみ)の粒がひとついう意味、「万倍」は「非常に数多くに増えること」という意味です。
「一粒の種籾を撒けば、やがて稲穂が実り、万倍になるほどのお米が収穫できること」、つまり「小さなことが著しく大きな結果をもたらすこと」という意味で使われます。
「一粒万倍日」は「ものごとを始めるのに縁起の良い日」とされています。
「一粒万倍日」の言葉の使い方や使われ方
「一粒万倍日」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『新しい会社の入社日が一粒万倍日で良かった』
・『引っ越しするなら一粒万倍日が良い』
・『結婚式の日取りを決めるのに、親が一粒万倍日を気にする』
まとめ
今回は「一粒万倍日」の読み方について紹介しました。
「一粒万倍日」は「いちりゅうまんばいび」と読みます。
「ひとつぶまんばいび」は誤りですので、正しく使える様に覚えておきましょう。