この記事では、「一足飛び」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「一足飛び」の正しい読み方は「ひとあしとび」と「いっそくとび」のどちら
「一足飛び」の正しい読み方は、「いっそくとび」と読みます。
「一」は「いち」、「足」が「そく」、「飛び」を「とび」と読み、掛け合わせることで「いっそくとび」と読むのが一般的な使い方であり、「ひとあしとび」と使う機会はほとんどありません。
正しい読み方の結論
左右の足をきれいに揃えた状態で飛ぶという意味があるところから、まるでその両足が一つの足のように見えることで「一足」と書いて「いっそく」という読み方をするわけです。
飛んで目的地へ飛ぶようにして一気に移動することを「一足飛び」と意味するように、かなり勢いよく両腕を大きく前後へ振り、両膝に力を込めてバネにしてから遠くへ飛びます。
このようなところから、早く目的地へと行くといった場面で使われている言葉です。
「一足飛び」の意味
勢いよく目的地まで飛ぶ姿から、人よりも先に行動を起こして問題解決を目指すときや、目的を乗り越えるといった状況を表すとき使うのが「一足飛び」です。
問題が起きたとき、早く現場へと向かうため「一足飛び」するほど焦る気持ちを表します。
また、「表情が一足飛びする」という使い方をして、急に大人の顔になる子供に驚く場面で使うこともあるわけです。
また、いかに早く遠い場所にも移動できて便利な時代になったか表すときも使われています。
「一足飛び」の言葉の使い方や使われ方
・『遠い米国にも一足飛びで行ける時代になって嬉しい』
・『一足飛びに、弟がたくましい男の顔に変わって驚いた』
・『兄よりも一足飛びではないため、弟は日数かけて目標を達成する』
まとめ
つい「ひとあしとび」と読んでしまう言葉ですが、意味が分かればどうしてそのような読み方をするのか分かるようになります。
自分なりに使い方を工夫して、言葉の意味をうまく伝えてみるといいでしょう。