「三宝」の読み方と意味とは?「さんぽう」と「さんぼう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「三宝」の読み方と意味とは? 読み方

「三宝」という言葉はどのような読み方で読むのが正しいのでしょうか。

今回は、「三宝」の正しい読み方と意味について解説します。

「三宝」の正しい読み方は「さんぽう」と「さんぼう」どちら

「三宝」という言葉の読み方としては「さんぽう」「さんぼう」の2つが候補になります。

「さんぽう」「さんぼう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「三宝」の正しい読み方は「さんぼう」です。

「三」には「三人」【さんにん】「再三」【再三】など「さん」という読み方があります。

「宝」「宝物」【ほうもつ】「財宝」【財宝】など「ほう」と読みますが「ぽう」「ぼう」の読み方はありません。

漢字の読み方から考えると「三宝」のよみかたは「さんほう」ですが、熟語の法則として二つの語が結びつく時に後ろの言葉が発音しやすいように濁る音に変化する「連濁」【れんだく】という現象があります。

「時々」「ときとき」ではなく「ときどき」と読むように「三宝」「さんほう」ではなく「さんぼう」と読むのが正しい読み方です。

「三宝」の意味

「三宝」とは、「仏教において信仰の対象となる仏、法、僧」もしくは「供物をのせる台」を意味する言葉です。

仏教用語として使われる場合は仏教における信仰の対象となる仏、法、僧を意味しさらには仏教の教えそのものという意味でも使われます。

一般的には神や仏に供物を捧げるときに用いる白木の台の意味で使うことがほとんどです。

「三宝」の言葉の使い方や使われ方

・『三宝は仏教徒にとって最も重要なものである』
・『供物を三宝にのせる』
・『月見団子を三宝に盛る』

まとめ

「三宝」「さんぽう」と読むのは誤りで正しくは「さんぼう」です。

日常会話ではほとんど使いませんが神聖な意味を持つ言葉なので正しい読み方を覚えておきましょう。

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