「下地」の読み方と意味とは?「したじ」と「かじ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「下地」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「下地」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「下地」の正しい読み方は「したじ」と「かじ」どちら

「下地」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みに付いて、確認します。

「下」の漢字の音読みは「カ・ゲ」で、訓読みは「した・ しも・さ(げる)・くだ(る)」です。

また、「地」の漢字の音読みは「チ・ジ」で、訓読みは「つち・ところ」です。

ここから、二つの漢字を音読み+音読みを繋げれば、「かじ」と読める可能性があり、また訓読み+音読みで繋げ、いわゆる「湯桶読み」すれば、「したじ」と読めることも分かります。

しかし、この分析からは残念ながら、いずれが正しいかまでは分かりません。

さて、「下地」の正しい読み方は「したじ」「かじ」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「下地」の読み方は「したじ」が正しく、「かじ」と読むのは間違いです。

この熟語の読み方では、よくある音読みを重ねた読み方ではなく、それよりは少し珍しい「湯桶読み」の読み方の方が正しかったと言う結果になります。

「下地」の意味

「下地」とは、「物事を成すための基礎のこと、及び本来の性質や素質のこと」を意味する言葉です。

「下地」の言葉の使い方や使われ方

・『彼は真剣に勉強して、急激に成績が上がりましたが、それには下地があったからです』
・『外壁塗装では、単にペンキを塗るのではなく、下地の適切な処理が大切だとされています』
・『いきなり応用問題的な仕事に取り組むのではなく、基礎をしっかり習得し、どんな仕事でも行える下地を作ることが大切です』

まとめ

「下地」の読み方は「したじ」が正しく、「かじ」と読むのは間違いです。

また、この「下地」とは、「物事を成すための基礎のこと、及び本来の性質や素質のこと」を意味する言葉です。

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