この記事では、「不問」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「不問」の正しい読み方は「ふもん」と「ふとい」どちら
「不問」は「ふもん」と読みます。
「不」は音読みでは「ふ・ぶ」と読み、訓読みでは「~ず」と漢文の読み方になります。
「問」は音読みでは「もん」「ぶん」と読み、訓読みでは「とう・ とい・ とん ・たずねる・ たより」と読みます。
一般的に熟語は「音読み同士」「訓読み同士」で読まれることが多く、「不問」も音読みで「ふもん」になります。
例外として音読みと訓読みがくみあわさった「重箱読み」という読み方もありますが、「不問」の場合はあてはまりません。
正しい読み方の結論
「不問」の正しい読み方は「ふもん」になります。
「ふとい」と読むと意味が通じなくなるので注意しましょう。
「不問」の意味
「不問」の意味は以下の通りです。
1つ目は「責任を追及しない」という意味で、相手のミスや過ちを取り上げて問題にしないことです。
2つ目は「条件を定めない」という意味で、ある行動をする上で上限や制限を決めないことです。
上記に共通するのは「問題にしない」という意味です。
「不問」の言葉の使い方や使われ方
「不問」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『部下がミスをしたが強く反省していることから不問とした』
・『大きなトラブルが起きたが、その後の対応が会社の好感度アップにつながり、不問とされる』
・『この求人は非常に給与が良い上に年齢・性別・経験不問と書いてある』
まとめ
今回は「不問」の読み方について紹介しました。
「不問」は「ふもん」が正しい読み方で、「ふとい」とは読みません。
正しく使える様に覚えておきましょう。