「不純」という言葉はどのような意味を持ち何と読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「不純」の正しい読み方と意味について解説します。
「不純」の正しい読み方は「ふじゅん」と「ぶじゅん」どちら
「不純」という言葉の読み方を漢字の読みを当てはめて考えると「ふじゅん」と「ぶじゅん」の2つが浮かびます。
「ふじゅん」と「ぶじゅん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「不純」の正しい読み方は「ふじゅん」です。
「不」には「不正」【ふせい】「不満」【ふまん】など「ふ」という読み方と、「不躾」【ぶしつけ】「不調法」【ぶちょうほう】など「ぶ」という読み方があります。
「純」は「純度」【じゅんど】「清純」【せいじゅん】など「じゅん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ふじゅん」と「ぶじゅん」のうち「不純」の正しい読み方は「ふじゅん」です。
「不純」の意味
「不純」とは、「まじりけがあるさま」を意味する言葉です。
単一のもののみで構成されまじりけがない様子のことを「純」といいます。
そのままの様子や手を加えていない状態も表す純に対し、純ではない状態を表す言葉が「不純」です。
一般的には純粋、つまり誠実で真面目な行為とは正反対の不実で不真面目な様子を表す言葉として使われることが多く清廉さや潔白さがない人の心根に対して用いられる表現です。
ネガティブなニュアンスで使われる言葉ですが価値観の違いによってとらえ方は異なります。
「不純」の言葉の使い方や使われ方
・『不純な動機に基づいている』
・『彼とは不純な関係だ』
・『不純な交際をスクープされる』
まとめ
「不純」の正しい読み方は「ふじゅん」で「ぶじゅん」とは読みません。
やや古めかしい言い方ですが今でも使われている表現なので憶えておきましょう。
