この記事では、「世帯主」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「世帯主」の正しい読み方
「世帯主」の正しい読み方は「せたいぬし」です。
「せ・たい」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「ぬし」は「訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「世帯主」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「世帯主」は「せたいしゅ」「よたいぬし」などと間違って読まれることがあります。
「世帯主」について説明
「世帯主」のとは、「住居や生計を共にする人たちのうち、中心となって行動する人のこと」という意味です。
その一家の中で、主たる収入を得ている人である必要はなく、書類を作成する際に一家の代表として筆頭者となったり、公的に行動する時に中心となる人のことを表します。
「世帯主」は名詞として「世帯主との続柄」「世帯主を記載する」などと使われます。
似た意味の言葉に「大黒柱(だいこくばしら)」があり、「建物の中央に最初に立てる特に太柱」からん転じて「家や国の中心となって、それを支える人」という意味です。
「世帯主」は「一家の中心となる人」、「大黒柱」は「精神的、収入的な面で支える人」という意味の違いがあります。
「世帯主」の言葉の由来
「世帯主」は「世帯+主」で成り立っている語です。
「世帯」は「住居および生計を同じくする者の集まり」という意味、「主」は「あるじ」とも読み「家に控えて客をもてなす人」から転じて「中心となって事をする人」という意味、「世帯主」で「住居および生計を同じくする者の集まりにおいて、中心となって事をする人」になります。
まとめ
今回は「世帯主」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。