この記事では、「両論」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「両論」の正しい読み方は「りょうろん」と「りょうごん」どちら
「両論」の読み方として想定できるものに、「りょうろん」と「りょうごん」があります。
「りょうろん」と「りょうごん」の二つの読み方のうち、「両論」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「両論」の正しい読み方の結論は、「りょうろん」が正しい読み方になります。
「両論」という言葉で使われている「論」という漢字の訓読みは「あげつらう・とく」、音読みは「ろん」です。
ただし「両論」の言葉においては音読みの「ろん」が使われて、「ごん」という読み方をすることはありません。
そもそも「論」の漢字に「ごん」という読み方はありません。
そのため、「両論」を「りょうごん」と読むのは明らかな誤読ということになるのです。
「両論」の意味
「両論」の意味はシンプルで、「対立する内容を含むことを前提とした、両方の議論および両方の見解」を意味しています。
「両論」というのは、「反対の内容や対立する意見を含んだ、二つの論(論説)」を示唆している言葉なのです。
「両論」の言葉の使い方や使われ方
「両論」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『両論の内容やその参照データを精査した上で、どちらの論文が科学論文として優れているのかを決めたいと考えています』
・『社会的な地位や権威だけで判断せずに、両論をきちんと聞き比べた上で内容の良否で判断してください』
・『その法律の歴史的変遷の解釈の仕方について、両論併記の専門書を探しています』
まとめ
この記事では、「両論」の正しい読み方「りょうろん」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?
「両論」の読み方・意味・使い方をリサーチしたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。
