この記事では、「並列」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「並列」の正しい読み方は「へいれつ」と「なられつ」どちら
並列の漢字表記を見た人の中には何となく、なられつと読んでしまう人がいるものです。
確かに並の漢字には、並ぶという言葉を見れば分かる様に、ならという読みがあるし、後ろの列の漢字も、隊列といった言葉を見れば、れつという読みがある事に気付く事が出来ます。
その結果、それら2つの漢字の読みを合わせて、並列を、なられつと読んでしまうのです。
所が残念ながら並列を、なられつと読むのは完全に誤りで、へいれつと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
並列は、へいれつと読むのが正解な言葉です。
というのも並の漢字は、なら以外にも並行という言葉の様に、へいという読みがある上に、列の漢字はそのまま、れつと読む事が出来ます。
以上の事から、並の漢字のへい読みと、列の漢字のれつ読みとを繋げる事によって、並行の漢字は、へいこうと読めるのです。
「並列」の意味
並列は、どうれつにならぶといった意味がある並の漢字に、1連なりにならんだものといった意味を持つ列の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ並列は、2つ以上のものが並ぶ事を表すのです。
「並列」の言葉の使い方や使われ方
・『これらの電池を並列つなぎでつなげて下さい』
・『現在、複数のコンピュータを用いた、並列計算を行っています』
・『現実と空想を並列するとややこしくなるので、止めておくべきです』
まとめ
並の漢字には、ならという読みがあるし、列の漢字には、れつという読みが普通に存在しています。
ですがそれらの漢字の読みを合体させて、並列を、なられつと読むのは間違いです。
並列の漢字は、なられつではなく、へいれつと読むべき言葉となっています。
更にそんな並列は、並べ連ねるといった意味の言葉として用いられているのです。