「中綿」という言葉は裁縫や手芸関係で使う言葉ですが、具体的にどのようなもののことで何が正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「中綿」の正しい読み方と意味について解説します。
「中綿」の正しい読み方は「なかわた」と「なかめん」どちら
「中綿」という言葉の読み方として「なかわた」と「なかめん」の2つが候補になります。
「なかわた」と「なかめん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「中綿」の正しい読み方は「なかわた」です。
「中」は「中身」【なかみ】「街中」【まちなか】など「なか」と読みます。
「綿」は「綿毛」【わたげ】「真綿」【まわた】など「わた」と読むほか、「綿花」【めんか】「綿棒」【めんぼう】など「めん」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「なかわた」と「なかめん」になりますが「中綿」の正しい読み方は「なかわた」です。
「中綿」の意味
「中綿」とは、「中に詰める綿」を意味する言葉です。
布団や着物、ぬいぐるみなどの中に入れる綿を指します。
綿は保温性が高いことから主に防寒を目的に使用されますが、ふわふわと柔らかい綿の特性を利用しぬいぐるみや座布団などでは優れたクッション性のために「中綿」が詰められます。
本来は綿花から採れる天然の綿を使用しますが、近年は水に強く手入れもしやすいポリエステル製の「中綿」が主流です。
長年使用し続けると膨らみが失われますが詰め替えたり打ち直したりすると元通りになります。
「中綿」の言葉の使い方や使われ方
・『ぬいぐるみに中綿を詰める』
・『布団が破れて中綿が飛び出る』
・『だいぶ着たのでジャケットの中綿がへたってきた』
まとめ
「中綿」は「なかわた」と読むのが正しく「なかめん」は間違いです。
難しい言葉ではありませんが読み間違いが多いので注意してください。