この記事では、「主従」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「主従」の正しい読み方は「しゅじゅう」と「しゅじゅ」どちら
普段使う機会が少ない言葉は、漢字で書いてあると読み方がわからないことがあります。
では「主従」はどう読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
正しい読み方は「しゅじゅう」です。
「主」という漢字は、音読みで「シュ」「ス」、訓読みで「ぬし」「おも」「あるじ」「つかさどる」と読みます。
小学校3年生で漢字です。
「従」という漢字は、音読みで「ジュウ」「ショウ」「ジュ」、訓読みで「したがう」「したがえる」と読みます。
小学校6年生で習う漢字です。
「従」は「ジュウ」とも「ジュ」とも読めるので、「主従」は「しゅじゅう」「しゅじゅ」どちらの読み方もできそうですが、「しゅじゅう」と読みます。
「しゅじゅ」と読む漢字には、「種々」「侏儒」などがあります。
「主従」の意味
主となるものとしたがうもの、主人と従者という意味です。
「主」には、ぬし、あるじ、かしらとなるもの、「従う」には、したがう、逆らわずに従うという意味があります。
このことからも、「主従」には主となるものと従うものという意味があることがわかります。
江戸時代の大きな店では、店の主がいて、その下に下女や丁稚などがついて働いていました。
店の主の下で働く人たちは主に従い、逆らうことはしません。
主とその下で働く人たちの関係が「主従」です。
「主従」の言葉の使い方や使われ方
・『主従関係を結ぶ』
まとめ
この言葉は「しゅじゅう」が正しい読み方です。
「従」は「ジュウ」とも「ジュ」とも読めますが、この場合は「ジュウ」と読みます。
意味は主とそれにしたがうもの、主人と従者です。