「賦課金」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「賦課金」の読み方とは? 読み方

この記事では「賦課金」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「賦課金」の正しい読み方は「ふかきん」

「再エネ賦課金」などの用語に使われている「賦課金」「ふかきん」と読むのが正しいです。

「賦課金」の間違った読み方や間違いやすい読み方

これは「賦課」(ふか)と「金」(きん)で構成される言葉ですが、「ふかきん」と読むべきところを「ぶかきん」と読んでしまわないよう注意が必要です。

漢字の「賦」(フ)は中学一年生で習う常用漢字です。

ただし日常ではあまり使わないため、読み方を忘れてしまうことがあります。

漢字の「賦」は部首に「武」(ブ)がつき、ブと読める印象を受けますが「賦課」の正しい読み方は「ふか」になるので、間違えないようにしたいです。

「賦課金」について説明

「賦課金」とは、ある事業に携わって恩恵を受ける者に対し割り当てられている負担金のことです。

代表的なものには、国や地方自治体が徴収する租税、事業に加盟している組合員に割り当てられる組合費や経費などが挙げられます。

たとえば、毎月支払う電気料金に組み込まれている「再エネ賦課金」は、電力会社が再生エネルギーを買い取る際に発生する費用の一部を利用者が負担する、というものです。

つまり、電気の利用者も再生エネルギーの恩恵を受ける代わり、事業にかかる費用の一部を電気会社におさめる形になります。

漢字の「賦」「課」はどちらも「税の支払いを割り当てる」という意味を持っており、これらを組み合わせた「賦課」は、金銭を支払うよう割り当てられることを指します。

主に、事業の運営に必要な費用をまかなうため、事業で恩恵を受ける者から税金や経費の支払いを課することを表す言葉となっており、そのお金を「賦課金」と呼んでいます。

まとめ

「賦課金」の正しい読み方は「ふかきん」です。

日常で目にすることの多い用語ですが、うっかり「ぶかきん」と読んでしまわないよう気を付けましょう。

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