「主潮」という言葉にはどのような意味があり何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「主潮」の正しい読み方と意味について解説します。
「主潮」の正しい読み方は「しゅちょう」と「しゅせ」どちら
「主潮」という言葉の読み方として「しゅちょう」と「しゅせ」が考えられます。
「しゅちょう」と「しゅせ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「主潮」の正しい読み方は「しゅちょう」です。
「主」は「主題」【しゅだい】「社主」【しゃしゅ】など「しゅ」と読みます。
「潮」は「潮汐」【ちょうせき】「満潮」【まんちょう】など「ちょう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「しゅちょう」と「しゅせ」のうち「主潮」の正しい読み方は「しゅちょう」です。
「潮」に「せ」という読み方はありません。
「しゅせ」は「潮」と「瀬」を間違えたことで起きた誤読だと考えられます。
「主潮」の意味
「主潮」とは、「世の中に流れている主な思想傾向」を意味する言葉です。
世の中や世間の人々の間に見られる思想の流れや考えの傾向を潮の流れに例えて「潮流」と表現します。
思想の流れは1つではなくいくつもありますが、世の中を流れる思想潮流のうち主流の流れを指す言葉が「主潮」です。
主だった思想や考えの傾向を表すものですが絶対的なものではな人々のく意識変化によって移り変わります。
「主潮」の言葉の使い方や使われ方
・『戦争反対が日本の主潮である』
・『ウクライナ危機により主潮は変化しつつある』
・『大胆な発想と個性重視が現代美術の主潮になっている』
まとめ
「主潮」の正しい読み方は「しゅちょう」で「しゅせ」は誤読です。
社会を読み解く上で重要な言葉なので正しい意味と読み方を理解しておきましょう。