「乞食」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「乞食」の読み方とは? 読み方

この記事では、「乞食」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「乞食」の正しい読み方

「乞食」の正しい読み方は「こつじき・こじき」です。

「こつ・じき」は音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「こじき」「こつじき」の音変化で、熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

「乞食」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「乞食」「おとじき」「おつしょく」などと間違って読まれることがあります。

「乞食」について説明

「乞食」の意味は以下の通りです。

「こつじき」と読む場合、「仏教用語で、僧侶が修行のため人家の門前に立って、托鉢に食べ物を入れることを請い求めること」という意味です。

「こじき」と読む場合、「食べ物や金銭を人から恵んでもらって生活する人のこと」という意味です。

日常では「こじき」として「乞食になる・なった」などと使われることが多くなります。

ただし、「乞食」は現在では差別用語であり、公用語として使ってはいけないとされています。

「乞食」の言い換えとして「ホームレス」「路上生活者」などがあります。

「乞食」の言葉の由来

「乞食」は漢字の意味から成り立つ語です。

「乞」「こ(う)」とも読み「物を頼む」「ねだる」という意味、「食」「た(べる)」とも読み「食べ物」「食事」「生計を立てる」という意味、「乞食」「食べ物をねだって生活すること」になります。

語源は上で紹介した通り、仏教用語で「托鉢修行」を表す「こつじき」という言葉です。

まとめ

今回は「乞食」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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