「于」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「于」の読み方とは? 読み方

この記事では、「于」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「于」の正しい読み方は「ウ」と「ここに」と「ああ」

「于」の正しい読み方は、音読みで「ウ」、訓読みで「ここに・ああ」になります。

「于」のあまり認知されていない読み方として音読みで「ク」、訓読みで「ゆく」もあります。

「于」は古代中国の人名に使われていることが多い漢字です。

「于」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「于」は漢字一文字だけであるため、その読み方を事前に知っている人の場合には、間違った読み方をしてしまうことはほとんどないでしょう。

ただし、「于」の漢字は「干」に見た目が似ているため、「カン・ほす」といった間違った読み方をしてしまう可能性はあります。

「于」を使った熟語

「于」という漢字を使った熟語とその意味を分かりやすく紹介していきます。

「冒頓単于」

「冒頓単于」という人物の正しい読み方は、「ぼくとつぜんう」になります。

「冒頓単于」は古代中国の漢の時代に栄えていた遊牧民族「匈奴(きょうど)」の王として、その名前を知られています。

「冒頓単于」は自らの父を殺して王位を奪い、前209年から前174年まで王位にあって匈奴の全盛期を実現しました。

「于撥ね干引き」

「于撥ね干引き」の正しい読み方は、「うはねかんびき」になります。

「于撥ね干引き」という熟語は、「于の漢字は下の部分をはねるが、干の漢字は下をはねないこと」を意味しています。

漢字の字形の区別を示唆する言葉です。

「于定国」

「于定国」の正しい読み方は、「うていこく」になります。

「于定国」は人名で、「前110頃から前40頃に活躍した前漢の政治家で、律令960巻を編纂する事業を遂行した人物」を指しています。

まとめ

この記事では、「于」の正しい読み方が「ウ・ク・ここに・ああ・ゆく」であることを示しました。

「于」の間違いやすい読み方や「于」を使った熟語の意味についても解説していますので参考にしてみてください。

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