この記事では、「五十路」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「五十路」の正しい読み方は「いそじ」と「ごじゅうろ」どちら
五十路の漢字を目にした人の中には、ごじゅうろという読み方をする人がいたりするものです。
五十の漢字は単独で、ごじゅうと読む事が出来るし、路の漢字も単体で、ろという読みが存在しています。
お陰でそれら2つの読み方を合体させて五十路を、ごじゅうろと読んでしまう事自体は理解出来なくもありません。
所が残念ながら五十路を、ごじゅうろと読むのはシンプルに間違いであり、正し読み方は、いそじとなっています。
正しい読み方の結論
五十路は、いそじと読むべき言葉です。
ただし五十路という漢字の構成を見てどうして、いそじと読むのか分からないという人も珍しくありません。
それもそのはずで、これは日本語の熟字訓と呼ばれる少し特殊な読み方だからです。
熟字訓とは漢字2文字以上で構成された熟字に、予め訓読みがあてられている事を表す言葉となっています。
五十路はそんな熟字訓により、いそじと読む事が出来るのです。
「五十路」の意味
五十路は、10の5倍という意味や50年といった意味がある五十の漢字に、十年を区切りとする年齢等の意味を所有する路の漢字を付け足す事で、成立した言葉となっています。
だからこそ五十路は、50歳という意味を表すのです。
「五十路」の言葉の使い方や使われ方
・『彼はとても若く見えますが、来年には五十路になるそうです』
・『体力にだけは自信がありましたが、五十路にもなると流石に老いを感じます』
・『彼女は五十路とは思えない若さと美しさであるが故に、美魔女と言われています』
まとめ
五十路の漢字を目にして、ごじゅうろと読んでしまう人がいるものです。
ですが五十路をごじゅうろと読むのは誤りで、いそじと読むのが正しい読み方となっています。
更にそんな五十路は、50歳という意味を示す際に用いられているのです。