「仲立人」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「仲立人」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「仲立人」の正しい読み方は「なかだちにん」
「仲立人」の正しい読み方は「なかだちにん」です。
「仲」には「仲間」【なかま】「不仲」【ふなか】など「なか」という読み方があり「立」は「夕立」【ゆうだち】「足立」【あだち】など「だち」と読みます。
「人」は「人称」【にんしょう】「他人」【たにん】など「にん」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「なかだちにん」が「仲立人」の正しい読み方です。
「仲立人」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「仲立人」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ちゅうだちにん」「なかりつにん」です。
「仲」には「仲介」【ちゅうかい】「仲裁」【ちゅうさい】など「ちゅう」という読み方があり「立」は「立像」【りつぞう】「自立」【じりつ】など「りつ」とも読みます。
どちらの読み方も「仲立人」には使いません。
「仲立人」について説明
「仲立人」とは、「間に立って媒介する人」を意味する言葉です。
商取引や法律行為など他人間で行われる行為において双方の間に入りうまくいくよう取り計らう役割を指します。
生産者と小売店の間をつないで取引する人や契約に立ち会い成立に協力する人などが「仲立人」に当たります。
「仲立人」の言葉の由来
人の間で関係を取り持つことを「仲立ち」といいます。
「仲立ちする人」が「仲立人」の由来です。
まとめ
「仲立人」は一方に肩入れする「代理人」とは別物です。
いわゆる「ブローカー」と呼ばれる人を指すので覚えておきましょう。