この記事では、「伝染」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「伝染」の正しい読み方は「でんせん」と「でんそめ」どちら
「伝染」は「でんせん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「伝」の音読みは「でん」、訓読みは「つた(わる)・つた(える)・つた(う)・つて」、「染」の音読みは「せん・ぜん」、訓読みは「そ(める)・そ(まる)・し(みる)・し(み)」です。
「伝染」と表記する場合「でんそめ」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「伝染」の正しい読み方は「でんせん」です。
「でんそめ」とは読みません。
「伝染」の意味
「伝染」の意味は「病原体が生き物の体内に入り、増殖して発症すること」「あるものごとの状態や傾向などが、他に影響を与えて同じ状態になること」です。
「伝」は「言葉などで知らせる」から転じて「あるものを引き継ぐ」という意味、「染」は「色をしみ込ませる」から転じて「影響を受ける」という意味、「伝染」で「あるものの影響を受けて引き継ぐこと」になります。
基本的に、次から次へと複数移っていく状態に使われる言葉です。
「伝染」の言葉の使い方や使われ方
「伝染」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『伝染病が流行する前に予防接種を打つ』
・『不景気により次々と企業破綻が伝染していく』
・『彼女のアニメ好きが職場に伝染している』
まとめ
今回は「伝染」の読み方について紹介しました。
「伝染」の正しい読み方は「でんせん」で、「でんそめ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。