この記事では、「体操」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「体操」の正しい読み方は「たいそう」と「ていそう」どちら
「体操」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「体」の漢字の音読みは「タイ・テイ」で、訓読みは「からだ」です。
また、次の「操」の漢字の音読みは「ソウ」で、訓読みは「みさお・あや(つる)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「たいそう」と「ていそう」の、いずれとも読める可能性があることが分かりますが、どちらが正しいかは判断できません。
さて、「体操」の正しい読み方は「たいそう」と「ていそう」の、いずれが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「体操」の正しい読み方は「たいそう」で、「ていそう」と読むのは間違いです。
「体」の漢字を使った熟語では、「たい」と読ませるケースが大多数で、「てい」と読ませる熟語としては、「体裁」や「人体?(にんてい)」や「風体」など、「体」の漢字が「見かけのようす」の意味で使われる場合に限定されていると言えます。
「体操」の意味
「体操」とは、「健康や体力の増進などのために、行う身体運動のこと」を意味します。
ちなみに、オリンピック等の種目となっている「体操」は、上記の広い意味での「体操」と区分するために、「体操競技」と呼ばれることが少なくありません。
「体操」の言葉の使い方や使われ方
・『体操競技の選手は、筋力と柔軟性を兼ね備えています』
・『広く普及しているラジオ体操をだらだら行わず、正しく真剣に行えば、非常に身体の各部位に有効な運動と言えます』
まとめ
「体操」の正しい読み方は「たいそう」で、「ていそう」と読むのは間違いです。
また、この「体操」とは、「健康や体力の増進などのために、行う身体運動のこと」を意味します。