「元凶」の読み方と意味とは?「がんきょう」と「げんきょう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「元凶」の読み方と意味とは? 読み方

「元凶」という言葉の読み方は何が正しいのでしょうか。

今回は、「元凶」の正しい読み方と意味について解説します。

「元凶」の正しい読み方は「がんきょう」と「げんきょう」どちら

「元凶」という言葉の読み方として考えられるのが「がんきょう」「げんきょう」です。

「がんきょう」「げんきょう」の2つのうちどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「元凶」の正しい読み方は「げんきょう」です。

「元凶」「元」には「元来」「元旦」など「がん」という読み方もありますが「元凶」「がん」とは読まずに「げん」という読み方を使った「げんきょう」が唯一の正しい読み方です。

「元凶」の意味

「元凶」とは、「災いや不幸をもたらしている悪の中心人物」を意味する言葉です。

その人物がいるせいで周囲に悪いことが起きたり災いがもたらされたりする人を指します。

一般的には悪事を計画した黒幕や悪の組織の中心人物など悪を成すもののうち中心的な役割を担う扇の要となっている悪人を指す言葉です。

本来は悪を成す中心にいる人を指す言葉ですが現在では人以外を指して「災いや不幸の大元」という意味でも使われています。

悪い状態を解消するためには取り除かなければいけない対象ですが、必ずしも原因を排除したからといって状況が改善する保証はありません。

「元凶」の言葉の使い方や使われ方

・『国土の荒廃を招いた元凶は隣国の大統領である』
・『こんな事態になったのはたった一人の男が元凶である』
・『長引く不況の元凶は消費増税である』

まとめ

「元凶」はニュースなどでも使われる言葉です。

現在では人以外のものに対して使う慣用的な使われ方が目立ちますが元々は悪の中心にいる人を指す言葉なので意味を知っておきましょう。

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