この記事では、「何処」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「何処」の正しい読み方は「どこ」と「いずこ」どちら
何処の漢字表記を見て、どこと読む人もいれば、いずこと読んでしまう人もいます。
そのため何処の漢字は、どこと読むのが正しいのか、いずこと読むのが正しいかで、迷ってしまったりするのです。
所が実際は何処という言葉は、どこといずこ、両方の読み方が出来ます。
なのでどちらの読み方も、正しい読み方と言えるのです。
正しい読み方の結論
何処という言葉は、どこといずこ、2つの読み方のどちらも正解となっています。
とはいえ何の漢字は単体で、いずとは読む事が出来ても、どと読む事は出来ません。
処の方も単体で、こという読み方はしないのです。
だからこそどちらの読み方も、漢字単体で見ると分かり難い読み方となっています。
それもそのはずでこれは熟字訓という、特殊な読み方であり、2つの漢字が並んだ場合には、こう読むと決まっていたりするのです。
そのため何処はそんな熟字訓により、どこといずこと読む事が出来る漢字であると覚えておく必要があります。
「何処」の意味
何処は、はっきりしない物事について問う語といった意味を有する何の漢字に、場所やある所に身を置くといった意味を持つ処の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
以上の事から何処は、不特定な場所や状況を示します。
「何処」の言葉の使い方や使われ方
・『何処へ引っ越すかは、まだ決めてないです』
・『離婚を切り出された原因が何処にあるのか、私には分かりません』
・『彼なら何処の会社に行っても、上手くやれるはずです』
まとめ
何処は、どこといずこという2つの読み方が可能な言葉です。
お陰でどちらの読み方をしても、正しいと言えます。
更にそんな何処は、不明だったり不特定な状況や場所を表す言葉です。