神仏や故人に対するお供え物を表す言葉には「供物」があります。
この記事では、「供物」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「供物」の正しい読み方は「くもつ」と「きょうもつ」どちら
「供物」の正しい読み方は「くもつ」であり、「きょうもつ」とは読みません。
この言葉に使われている「供」は音読みで「きょう」、「く」と読み、訓読みは「とも」や「供える(そなえる)」と読みます。
「物」は音読みで「ぶつ」、「もつ」と読み、訓読みは「もの」と読みます。
正しい読み方の結論
「供物」の正しい読み方は「くもつ」であり、「きょうもつ」は間違いです。
「供物」の意味
「供物」とは神仏や故人に対するお供え物を表す言葉であり、信仰の目的から供養する際に用いられます。
「供物」には色々な種類があり、米、青果物、お酒、菓子、魚のような食べ物から、生花を供えるケースも存在します。
日本ではお彼岸の時期になると牡丹餅やおはぎを作り「供物」とする風習があり、こちらも故人に対して供養する際に使うのが特徴です。
「供物」は基本的にお供え物という意味で使われますが、それ以外にも犠牲という意味で使う場合もあります。
「供物」の言葉の使い方や使われ方
・『神様への供物として古代では色々なものがピラミッドに捧げられた』
・『お彼岸が近づいてきたので、色々な供物を用意しています』
・『精霊祭に使う供物は動物の形をしており、とても面白いなと思いました』
まとめ
「供物」は神仏や故人に対するお供え物という意味の言葉です。
神仏や故人に対して信仰する場合や供養する際に用いるものであり、地域や文化によって様々な種類のものが存在します。
日本ではお彼岸の際のおはぎや、精霊祭に使う精霊馬が有名です。
