この記事では、「便覧」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「便覧」の正しい読み方は「びんらん」と「べんらん」どちら
「便覧」の「便」は、音読みで「ベン」、「ビン」、訓読みで「たよ(り)」、「いばり」、「くつろ(ぐ)」などと読みます。
また「覧」は、音読みで「ラン」、訓読みで「み(る)」となります。
「便」を訓読み、「覧」を音読みにすると、「びんらん」と読むことができます。
一方、「便」と「覧」を音読みにすると、「べんらん」と読めます。
正しい読み方の結論
「便覧」の読み方は、「びんらん」と「べんらん」のどちらでも読むことができます。
古くは「便覧」を「べんらん」と読んでいましたが、現在では「びんらん」とも読むようにもなりました。
「便覧」は「びんらん」、または「べんらん」と読むようにしましょう。
「便覧」の意味
「便覧」とは、見るのに便利なように、概要が一見してわかるように作られた本のことを言います。
「便覧」の「便」は、「たより」、「手紙」、「便利」などを意味しています。
また「覧」は、「見る」、「よく見る」、「広く見る」などを表しています。
そのため、「便覧」は漢字の意味から見ると、「便利に見る」、「見ると便利」と言うような意味合いになります。
「便覧」の言葉の使い方や使われ方
・『映画便覧を見て、内容を調べてみる』
・『暦便覧で二十四節気を調べる』
・『浮世絵師便覧で、書物の内容を調べる』
まとめ
「便覧」と関連した語としては、「ハンドブック」、「マニュアル」、「ガイドブック」、「手引(てびき)」、あるいは「案内書(あんないしょ)」などが挙げられます。
「便覧」は「びんらん」、あるいは「べんらん」と読むことを覚えておくと良いでしょう。