「信女」は難しい漢字の組み合わせではありませんが、読み方に迷いがちな熟語といえるのではないでしょうか。
この記事では、「信女」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「信女」の正しい読み方は「しんにょ」
「信女」は「しんにょ」と読むのが正しい漢字です。
「信」の字を「しん」と読み、「女」を「にょ」と読みます。
「信」と「女」の音読みを取り入れた読み方になっています。
「信女」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「信女」の間違いやすい読み方は「しんじょ」といえるでしょう。
「女」は「女性(じょせい)」や「女子(じょし)」など「じょ」と読む機会が多いことから、上記のように読み間違える可能性が高いといえます。
また、「信」は名前に用いられる際に「のぶ」と読むことがありますが、「信女」は「のぶにょ」などとは読まないので気をつけましょう。
「信女」について説明
「信女」は仏教用語で、「女性が亡くなった際に戒名に付けられる称号のひとつ」を意味します。
「信女」は戒名のランクの中では下位になりますが、現在は女性に対する戒名の中で最も一般的とされています。
戒名は信仰心の厚さで変化するといわれており、「信女」の上位は「大姉」、「大姉」の上位は「院大姉」という称号があります。
上記のほか、「信女」には「出家しないで仏教に帰依する女性」という意味も併せ持っています。
まとめ
「信女」の正しい読み方は「しんにょ」になります。
「しんじょ」や「のぶにょ」などとは読まないので注意が必要です。
「信女」が戒名の称号を意味することについても覚えておきましょう。
ぜひ熟語の読み方を正しく理解する参考にしてください。