「倪」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「倪」の読み方とは? 読み方

この記事では、「倪」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「倪」の正しい読み方は「ゲイ」と「きわ・ながしめ」

「倪」の正しい読み方は、音読みで「ゲイ」になります。

訓読みとして、「きわ・ながしめ」という読み方もあります。

ただし、「倪」「きわ・ながしめ」と読むことは実際にはほとんどありません。

「倪」の漢字の字義は、「小さな子供・小さくて弱い者・流し目・端っこ」などになります。

「倪」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「倪」は漢字一文字だけであるため、その読み方を知っているか知らないかの違いになってきます。

ただ「倪」という漢字は見た目が「児」に似ているため、間違いやすい読み方を挙げるとすれば「ジ」になるでしょう。

「倪」を使った熟語

「倪」という漢字を使った熟語とその意味を分かりやすく紹介していきます。

「乾端坤倪」

「乾端坤倪」という四字熟語の正しい読み方は、「けんたんこんげい」になります。

「乾端坤倪」は、「古代中国の世界観における天地の端っこ」を意味しています。

「世界(天地)の一番端の部分」を示唆している四字熟語になります。

「乾端(けんたん)」という言葉には「天の端」の意味があり、「坤倪(こんげい)」には「地が果てるところ・地の終わり」の意味があります。

「乾端坤倪」の出典は、韓愈(かんゆ)の「南海神廟碑」です。

「端倪すべからず」

「端倪すべからず」という慣用句的な熟語の正しい読み方は、「たんげいすべからず」になります。

「端倪すべからず」というのは、「この先の物事について、正しく推測することができない」を意味している言葉になります。

「端倪すべからず」「将来の展開を推しはかれない」の意味を持っています。

「端倪(たんげい)」の言葉そのものに、「物事の始めと終わり」の意味があるのです。

まとめ

この記事では、「倪」の正しい読み方が「ゲイ・きわ・ながしめ」であることを示しました。

「倪」の間違いやすい読み方や「倪」を使った熟語の意味についても解説していますのでチェックしてみてください。

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