読み間違えやすいといわれる「八幡巻き」の読み方をご存じでしょうか。
この記事では、「八幡巻き」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「八幡巻き」の正しい読み方は「やわたまき」
「八幡巻き」は「やわたまき」と読むのが正しい言葉です。
「八幡」を「やわた」と読み、「巻き」を「まき」と読みます。
「巻き」は訓読みを取り入れた読み方になり、「き」は送り仮名になります。
「八幡巻き」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「八幡巻き」の間違いやすい読み方は「はちまんやき」といえるでしょう。
「八幡」は「郡上八幡(ぐじょうはちまん)」や「八幡宮(はちまんぐう)」のように「はちまん」とも読むことから上記のように読み間違える可能性があります。
また、「幡」は通常「はた」と読む漢字であることから、「八幡」が「やはた」読みになる場合があります。
「八幡巻き」のように「八幡」を「やわた」と読むのは、語中や語尾のハ行音がワ行音に変わる「音韻変化」によるものとされています。
「八幡巻き」について説明
「八幡巻き」は日本の郷土料理のひとつで、「ゴボウやニンジンなどの野菜を肉やウナギで巻いた料理」を意味します。
京都府の「八幡市」がゴボウの産地であったこと、天然のウナギが獲れたことが名前の由来になりました。
ゴボウは細長い見た目から「幸せが細く長く続くように」と願って食されてきた食材です。
「八幡巻き」も縁起の良い料理のひとつとして知られ、普段の食事のほかお節料理の一品にも使用されています。
まとめ
「八幡巻き」の正しい読み方は「やわたまき」になります。
「八幡」には複数の読み方が存在するので、読み間違えないよう注意が必要です。
「八幡巻き」が日本の郷土料理のひとつである点や、名前の由来などについても把握しておきましょう。
ぜひ参考にして漢字の読み方をマスターしていってください。