「八百屋」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「八百屋」の読み方とは? 読み方

この記事では、「八百屋」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「八百屋」の正しい読み方

「八百屋」の正しい読み方は「やおや」です。

「やおや」は熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

「八百屋」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「八百屋」「はっぴゃくや」「やももや」などと間違って読まれることがあります。

「八百屋」について説明

「八百屋」の意味は以下の通りです。

1つ目は「野菜・果物などを売る店」という意味です。

2つ目は転じて、「学問・技芸・趣味などについて、浅く広く知っている人のこと」という意味です。

3つ目は更に転じて「頼まれればどんなことでも引き受けてする人のこと」という意味です。

類語に「青果店(せいかてん)」があり、「野菜・果物などを売る店」のことで、「八百屋」と同じです。

「八百屋」は古くから口語として親しれていること、「青果店」「生花店」と混同され易いこともあり、「八百屋」「青果店」どちらも使われています。

「八百屋」の言葉の由来

「八百屋」「八百」は、本当に八百という数字ではなく、「数が非常に多いことのたとえ」です。

江戸時代の八百屋は、野菜だけではなく乾物や木の実なども販売していたことから、「数多くの食材を売る店」として「八百屋」になりました。

「やおや」という読みかたは、昔「青物屋」と呼ばれており、省略されて「青屋」になり、「やおや」に音変化して、「八百屋」の読みかたにあてられたとされています。

まとめ

今回は「八百屋」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました