この記事では、「内斜視」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「内斜視」の正しい読み方は「ないしゃし」と「ないせんし」どちら
目の病気のひとつに「内斜視」があります。
「内斜視」の正しい読み方は「ないしゃし」「ないせんし」のどちらなのか、また「内斜視」はどのような病気なのかについて説明していきます。
正しい読み方の結論
「内斜視」の正しい読み方は「ないしゃし」です。
「斜視」は「しゃし」という読み方しかできません。
そのため「ないせんし」は間違った読み方になります。
「内斜視」の意味
「内斜視」は「斜視」という目の病気の一種です。
「斜視」は、片側の視線が見ようとしている向きとは別の方向を向いてしまう状態を指します。
そのうち、片側の視線が内側を向いてしまうものを「内斜視」といい、逆に外側を向いてしまうものを「外斜視」と呼んでいます。
ほかに、視線が上または下を向いてしまう「上斜視」「下斜視」もあります。
斜視の原因は視力不良や目の神経・筋肉の異常、遺伝などがあり、普段は視線が正常で一時的に斜視になるもの、常に斜視がおこるものなど、原因や症状は人それぞれです。
「斜視」は子供に起こりやすい病気ですが、大人でも怪我やストレス、スマートフォンの長時間使用などによって「内斜視」が起こるとされています。
「内斜視」になると、ものを見る機能がスムーズにはたらかず、視力が低下しやすくなるため、手術やトレーニングなどの専門的な治療が必要になります。
「内斜視」の言葉の使い方や使われ方
・『内斜視のため、右目が内側を向いてしまう』
・『赤ちゃんの頃に、眼科で内斜視と診断される』
・『内斜視に似た目の病気には斜位(しゃい)がある』
まとめ
「内斜視」は、片側の視線が内側を向いてしまう目の病気です。
そもそも漢字の「斜」は「しゃ」と読み「せん」とは読まないので「内斜視」を「ないせんし」と読むことのないよう注意しましょう。