「内果」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「内果」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「内果」の正しい読み方は「ないか」
「内果」の正しい読み方は「ないか」です。
「内」には「内容」【ないよう】「室内」【しつない】など「ない」という読み方があります。
「果」は「果実」【かじつ】「成果」【せいか】など「か」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ないか」が「内果」の正しい読み方です。
「内果」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「内果」のよくある間違った読み方として挙がるのが「うちか」「ないは」です。
「内」には「内気」【うちき】「身内」【みうち】など「うち」という読み方があり「果」は「果てしない」【はてしない】「地の果て」【ちのはて】など「は」とも読みます。
どちらの読み方も「内果」には当てはまりません。
「内果」について説明
「内果」とは、「くるぶしの内側」を指す言葉です。
すねと足の甲から下をつなぐ関節部分をくるぶしといいます。
「内果」はくるぶしのうち足の第一趾側に当たる内側部分の名称です。
くるぶしの内側は丸い球状の骨が飛び出したようになっていますが、ここは「脛骨」【けいこつ】というすねを形成する骨の末端にあたります。
くるぶしには外側にも球状の膨らみがあり、こちらはすねを形成するもう1本の骨「腓骨」【ひこつ】の末端に当たる部分で名称は「外果」【がいか】です。
「内果」の言葉の由来
くるぶしは医学的に「果」【か】と呼ばれます。
「果の内側」が「内果」の由来です。
まとめ
「内果」は日常的にほとんど使われていない医学用語です。
足首を怪我した時などに耳にする言葉なので覚えておきましょう。