「冗長」という言葉はどのように読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「冗長」の正しい読み方と意味について解説します。
「冗長」の正しい読み方は「じょちょう」と「じょうちょう」どちら
「冗長」という言葉の読み方として当てはまりそうなのは「じょちょう」と「じょうちょう」の2つです。
「じょちょう」と「じょうちょう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「冗長」の正しい読み方は「じょうちょう」です。
「冗」は「冗談」【じょうだん】「冗舌」【じょうぜつ】など「じょう」と読み、「長」は「長命」【ちょうめい】「延長」【えんちょう】など「ちょう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「じょうちょう」が「冗長」の正しい読み方です。
「冗」に「じょ」という読み方はなく「じょちょう」とは読みません。
「助長」【じょちょう】という言葉がありますが意味は全く異なります。
「冗長」の意味
「冗長」とは、「余計な部分や無駄な箇所が多く長いこと」を意味する言葉です。
「冗長」の「冗」は「余分」「無駄」など必要ではなくいらないものを表します。
「冗長」とは必要ない部分のせいで長くなっていることを表す言葉で、横道にそれてスピーチに時間がかかったり関係ない話題のせいで文章がだらだら続いたりする長たらしい様子に対して用いる表現です。
「冗長」の言葉の使い方や使われ方
・『余計な言葉を付け加えたせいでスピーチが冗長になった』
・『冗長な文章を添削して短くまとめる』
・『後から手を加えられるようにあえて冗長な部分を残しておく』
まとめ
「冗長」は「じょちょう」ではなく「じょうちょう」が正しい読み方です。
余裕を持たせる、というポジティブな意味で使うこともあるので本来の意味と併せて覚えておきましょう。