「冶金」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「冶金」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「冶金」の正しい読み方は「やきん」
「冶金」の正しい読み方は「やきん」です。
「冶金」には「冶工」【やこう】「塩冶」【えんや】など「な」という読み方があります。
「金」は「金塊」【きんかい】「彫金」【ちょうきん】など「きん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「やきん」が「冶金」の正しい読み方です。
「冶金」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「冶金」のよくある間違った読み方として挙がるのが「やかね」「ちきん」です。
「金」には「金貸」【かねかし】「銭金」【ぜにかね】など「かね」という読み方がありますが「やかね」とは読みません。
「ちきん」は「冶」を「治水」【ちすい】「完治」【かんち】など「ち」と読む「治」と間違えたことによる読み間違いです。
「治」の部首は点が三つのさんずいですが「冶」の部首は点が二つのにすいで全く別の漢字です。
「冶金」について説明
「冶金」とは、「金属を溶かして精錬し加工すること」を表す言葉です。
掘り出した鉱石から金属成分のみを取り出したり不純物を排除したり合金を作り出したりなど、素材としての金属をより良い状態になるよう加工すること全般を意味します。
成形や切削など金属を材料として扱い手を加えるのではなく、素材としての金属そのものに手を加えることを表す意味で使う言葉です。
「冶金」の言葉の由来
「冶」には「とかす」という意味があります。
「金属を溶かして加工する」に由来して「冶金」といいます。
まとめ
「冶金」はさんずいと見間違えて誤読するケースが多いのでよく確認して読みましょう。