人工に関連するニュースで使われる言葉として「出生率」があります。
この言葉はどう読むのが正しくて何を表しているのでしょうか。
今回は、「出生率」の正しい読み方と意味について解説します。
「出生率」の正しい読み方は「しゅっせいりつ」と「しゅっしょうりつ」どちら
「出生率」という言葉の読み方としては「しゅっせいりつ」と「しゅっしょうりつ」の2つが浮かびます。
「しゅっせいりつ」と「しゅっしょうりつ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「出生率」の正しい読み方は「しゅっしょうりつ」です。
「出」には「出発」【しゅっぱつ】「出荷」【しゅっか】など「しゅっ」という読み方があります。
「生」は「生命」【せいめい】「人生」【じんせい】など「せい」という読み方のほか、「生涯」【しょうがい】「一生」【いっしょう】など「しょう」とも読みます。
「率」は「比率」【ひりつ】「確率」【かくりつ】など「りつ」と読みます。
「しゅっせいりつ」と「しゅっしょうりつ」のうち「出生率」の正しい読み方は「しゅっしょうりつ」です。
「しゅっせいりつ」という読み方も使われていますが慣用的な読み方であり、正しい読み方として辞書に掲載されているのは「しゅっしょうりつ」だけです。
「出生率」の意味
「出生率」とは、「一定人口に対する一年間の出生数の割合」です。
一般的には人口1000人あたり1年間で何人の子供が生まれたのかを表す数字で、人口集団が子供を産む力を示しています。
「出生率」の言葉の使い方や使われ方
・『出生率の低下に歯止めがかからない』
・『先進国ほど出生率は低くなる傾向がある』
・『出生率をあげるには社会全体での取り組みが必要だ』
まとめ
「出生率」は「しゅっせいりつ」と読まれることも多いのですが正しい読み方は「しゅっしょうりつ」です。
今後慣用読みから正式な読み方として認められる可能性はありますが、今のところは正しくないので正式な読み方で読んでください。