「初冠」の読み方と意味とは?「ういこうぶり」と「うかんむり」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「初冠」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「初冠」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「初冠」の正しい読み方は「ういこうぶり」と「うかんむり」どちら

「初冠」の正しい読みは、「ういこうぶり」「ういかがふり」「ういかぶり」などの読みがあり、「うかんむり」とは読みません。

この言葉は初めて王位継承である冠を被ることなので「うかんむり」は、初めて冠を被ることには関係がなく、「ウ」という形をした漢字の部首のことになるので全く意味が違います。

正しい読み方の結論

「初冠」の正しい読みは、冠に関して初めてであるという意味なので、「ういこうぶり」とか、「ういかぶり」「ういかがふり」が正しい読みです。

「うい」というのが初めてのことを意味し、「かぶり」が被り物である冠のことです。

「初冠」の意味

「初冠」の意味は、初めて王位継承を意味する冠を被るという意味です。

昔は王位継承において王の証である冠を被るのが習わしで、この言葉は冠を被ることで初めて王になったという意味になります。

ちなみにだんだんと、冠を被るという行為が奈良時代で、民心の間に成人を意味するようになると、成人式として冠を被る習わしが定着しました。

「初冠」の言葉の使い方や使われ方

・『初冠は成人したことを意味する言葉として奈良時代で使用されていた言葉である』
・『初冠は儀式で王位継承のことを意味する言葉である』

まとめ

「初冠」は、「ういかぶり」とか「ういかがふり」という冠を初めて被ることを意味し、昔は王位継承のことを意味しており、奈良時代あたりから成人式にて冠を被る行事のことを意味するようになりました。

なお、現在の日本では、成人しても「初冠」と称して冠を被ることはありません。

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