「割子」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「割子」の読み方とは? 読み方

「割子」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「割子」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「割子」の正しい読み方は「わりご」

「割子」の正しい読み方は「わりご」です。

「割」には「割引」【わりびき】「日割」【ひわり】など「わり」という読み方があります。

「子」「赤子」【あかご】「双子」【ふたご】など「ご」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「わりご」「割子」の正しい読み方です。

「割子」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「割子」のよくある間違った読み方として挙がるのが「かつご」「わりこ」です。

「割」には「割愛」【かつあい】「分割」【ぶんかつ】など「かつ」という読み方があり「子」「子供」【こども】「男子」【おのこ】など「こ」とも読みます。

どちらも一般的な読み方ですが「割子」には当てはまりません。

「割子」について説明

「割子」とは、「食事を盛り付けるのに使う漆器」です。

個人に食事を提供する時に使う器の一種です。

丸型もしくは角形で木材を削ってから漆塗りで仕上げて作られます。

重箱のようにいくつも重ねて使えるのが特徴です。

弁当箱として利用されるほか出雲地方では冷たいそばを盛り付けて提供します。

「割子」で提供される出雲の美味しいそばは郷土料理の「割子そば」として名物になっています。

「割子」の言葉の由来

元々は弁当箱全般のことを「割子」と呼んでいましたが、弁当箱によく使われていた小さめの重箱型容器を指すようになった、というのが由来です。

まとめ

「割子」は出雲そばの容器として知られています。

読み間違いが多いので正しい読み方を覚えておきましょう。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました