「劇団」とは特定の目的のもとに結成された団体を指す言葉ですが、どう読むのが正しくどういった団体なのでしょうか。
今回は、「劇団」の正しい読み方と意味について解説します。
「劇団」の正しい読み方は「げきだん」と「げきとん」どちら
「劇団」という言葉の読み方として「げきだん」と「げきとん」を思いつきます。
「げきだん」と「げきとん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「劇団」の正しい読み方は「げきだん」です。
「劇」は「劇場」【げきじょう】「寸劇」【すんげき】など「げき」と読みます。
「団」は「団員」【だんいん】「集団」【しゅうだん】など「だん」と読むほか、「布団」【ふとん】「油団」【ゆとん】など「とん」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「げきだん」と「げきとん」のうち「劇団」の正しい読み方は「げきだん」です。
「劇団」の意味
「劇団」とは、「演劇を目的に結成された団体」を指す言葉です。
主に舞台演の上演を目的にする団体を指し、劇に出演して演じる役者だけでなく脚本家や照明係など演劇に関わるスタッフも所属しています。
海外では常設劇場に専属で演劇を上演する団体が一般的ですが日本では劇場専属や自前で劇場を持つケースは少なく、企画ごとに公民館やライブハウスなどを借り劇場として利用するのが一般的です。
活動内容や規模などに特に制限はありません。
年間を通じて定期的に上演している大規模な団体から数人しかいない小規模な団体まで、劇の上演を目的にしていれば全て「劇団」に当たります。
「劇団」の言葉の使い方や使われ方
・『劇団を旗揚げする』
・『劇団のオーディションを受ける』
・『仲間割れで劇団が分裂した』
まとめ
「劇団」の読み方は「げきだん」で「げきとん」ではありません。
一般用語として使われている言葉なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。