この記事では、「加減」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「加減」の正しい読み方は「かげん」と「くわへり」どちら
「加減」は「かげん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「加」の音読みは「か」、訓読みは「くわ(える)・くわ(わる)」、「減」の音読みは「げん」、訓読みは「へ(る)・へ(らす)」です。
「加減」と表記する場合「くわへり」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「加減」の正しい読み方は「かげん」です。
「くわへり」とは読みません。
「加減」の意味
「加減」の意味は「あるものに足して多くすることと、取り去って少なくすること」「適度に調整して程よくすること」「ものごとの状態や程度」「健康状態」です。
動詞の連用形や名詞に付いて「湯加減」「焼き加減」など、「程度を表す意味」「その様な傾向がある意味」「丁度良いの意味」という接尾辞として使われることもあります。
「加」は「その上にのせる・足す」という意味、「減」は「少なくする」という意味、「加減」で「足したり少なくしたりすること」になります。
「加減」の言葉の使い方や使われ方
「加減」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『相手が弱すぎる為に手加減して対戦する』
・『入院されたとうかがいましたが、その後お加減いかがでしょうか』
・『遊んでいないでいい加減に勉強しなさい』
まとめ
今回は「加減」の読み方について紹介しました。
「加減」の正しい読み方は「かげん」で、「くわへり」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。