この記事では、「労い」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「労い」の正しい読み方は「ねぎらい」と「むくい」どちら
「労い」の読み方は「ねぎらい」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「労」の訓読みは「はたら(く)・つか(れる)・いたわ(る)・ねぎら(う)」で、送り仮名に「い」が付く場合は「ねぎらい」になります。
「むくい」という読み方はありません。
正しい読み方の結論
「労い」の正しい読み方は「ねぎらい」です。
「むくい」とは読みません。
「労い」の意味
「労い」は動詞「労う」の名詞形で、「相手の努力や骨折りに対し感謝すること」という意味です。
自分が関わるものごとに関して、相手が一生懸命働いてくれたことをありがたく思うことで、基本的に、ビジネス用語などで使われ、目上の人から目下の人に対して使われる言葉です。
「ねぎらい」の語源は奈良時代に使われていた「労ぐ(ねぐ)」という古語で、「神の心を鎮めて御加護を祈る」という意味でした。
ここから「一生懸命尽くしてくれた相手の心を和らげて感謝する」という意味も持つ様になったのです。
「ねぎらい」は「犒い」とも書き、意味は同じです。
「労い」の言葉の使い方や使われ方
「労い」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『上司が残業する部下に労いの言葉をかける』
・『監督が一生懸命戦った部員に労いの言葉をかける』
・『社長が従業員に日頃の労いとして差し入れする』
まとめ
今回は「労い」の読み方について紹介しました。
「労い」の正しい読み方は「ねぎらい」で、「むくい」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。