この記事では、「勾玉」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「勾玉」の正しい読み方は「まがたま」と「こうぎょく」どちら
「勾」という漢字は訓読みでは「勾(ま)がる」や「勾(とら)える」、音読みでは「こう」と読みます。
そして、「玉」という漢字は訓読みでは「たま」、音読みでは「ぎょく」と読みます。
「勾玉」の場合、「勾」と「玉」両方を訓読みにして「まがたま」と読むのが正しいです。
正しい読み方の結論
「勾玉」の正しい読み方は「まがたま」になります。
「勾玉」の意味
「勾玉」とは、「先史、古代の日本で用いられていた装身具の一種」のことです。
「勾玉」の多くはCの形を成しており、片端に紐を通すための穴が開けられた形状をしています。
歴代の皇室に受け継がれてきた「三種の神器」の1つにも「八尺瓊勾玉(やさかのまがたま)」と呼ばれる「勾玉」があります。
「勾玉(まがたま)」という名称の由来については諸説ありますが、「曲がっている玉」に因んでいる説が最も有力視されているようです。
また、その形状の由来についてもいくつかの説が挙げられています。
・動物の牙を素材に作った牙玉が基となったとする説。
・胎児の姿を模ったとする説。
・魂の形を象徴しているとする説など。
「勾玉」の言葉の使い方や使われ方
・『勾玉はお守りとして神社などで販売されていることがある』
・『中国の歴史書である魏志倭人伝には、邪馬台国女王からの進貢品の中に勾玉があったことを仄めかす記述がある』
まとめ
・「勾玉」の正しい読み方は「まがたま」になります。
・「勾玉」とは、「先史、古代の日本で用いられていた装身具の一種」のことです。