「北げる」の読み方と意味とは?「にげる」と「きたげる」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「北げる」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「北げる」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「北げる」の正しい読み方は「にげる」と「きたげる」どちら

「北げる」「にげる」と読み、訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「北」の音読みは「ほく」、訓読みは「きた・に(げる)・そむ(く)」ですが、「北げる」と表記する場合「きたげる」とは読みません。

ちなみに、音読みとは漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

正しい読み方の結論

「北げる」の正しい読み方は「にげる」です。

「きたげる」とは読みません。

「北げる」の意味

「北げる」の意味は「捕まらないように追って来るものから逃れる」「自由のきかない所や危険から抜け出して去る」「面倒なこと、いやなことから積極的に遠ざかる」です。

「にげる」「逃げる」と同じ意味ですが、基本的に「北」が付く場合、「相手に負けて逃れること」を表します。

由来は、「北」という漢字が、「人と人とが背中合わせになり、遠ざかろうとする様子」を表すことにあります。

また、中国では「北極星」「宇宙の全てを支配する最高神がいるところ」を表し、「北へ向かうこと」は縁起が悪いとされていました。

ここから「にげる」「北」の漢字が当てはめられたのです。

「北げる」の言葉の使い方や使われ方

「北げる」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『ケンカに負けたオス犬が北げる』
・『戦に負けた兵士たちが必死で北げる』
・『劣勢だと分かって北げるのは卑怯とは思わない』

まとめ

今回は「北げる」の読み方について紹介しました。

「北げる」の正しい読み方は「にげる」で、「きたげる」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

読み方
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