「匙状爪」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「匙状爪」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「匙状爪」の正しい読み方は「さじじょうそう」
「匙状爪」の正しい読み方は「さじじょうそう」です。
「匙」には「匙加減」【さじかげん】「大匙」【おおさじ】など「さじ」という読み方があります。
「匙状爪」は「状況」【じょうきょう】「現状」【げんじょう】など「じょう」と読み「爪」は「爪甲」【そうこう】「爪床」【そうしょう】など「そう」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「さじじょうそう」が「匙状爪」の正しい読み方です。
「匙状爪」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「匙状爪」のよくある間違った読み方として挙がるのが「さじじょうつめ」「さじじょうづめ」です。
「爪」には「爪切」【つめきり】「爪磨き」【つめみがき】など「つめ」という読み方があるほか「鉤爪」【かぎづめ】「深爪」【ふかづめ】など「づめ」とも読みます。
言葉の意味を分かりやすく伝える説明読みとしてあえて使われることもありますが、本来の正しい読み方ではありません。
「匙状爪」について説明
「匙状爪」とは、「反り返った状態の爪」を表す言葉です。
爪の先端が反り返るように上を向いている状態を指します。
指の腹側から爪に大きな負担がかかると見られる症状です。
「匙状爪」の言葉の由来
爪の反った様子が食器のスプーンに似ていることに由来して英語では「spoon nail」といいます。
「spoon nail」の日本語訳が「匙状爪」です。
まとめ
「匙状爪」は爪の状態を表す医学用語です。
鉄欠乏性貧血でよく見られる症状なので覚えておきましょう。