「匠」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「匠」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「匠」の正しい読み方
「匠」の正しい読み方は「しょう・たくみ」です。
「しょう」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「たくみ」は訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「匠」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「匠」は「おの」「ちかい」「たすく」などと間違って読まれることがあります。
「匠」について説明
「匠」の意味は以下の通りです。
「しょう」と読む場合、「手先や道具を使って物を作る職人」「学問・芸術に長じ、権威となる人」「新しいものを作り出す工夫」という意味です。
「たくみ」と読む場合、「大工や細工師など、手先や道具を使って物を作る職人」「技巧や工夫」「美しいものを作り出す技量」「はかりごとやくわだて」というう意味です。
「匠」は主に、「腕前が良く、道具を上手く使って物を作り出す職人」、転じて「素晴らしい技量を持った人」という意味でも使われます。
同じ読みかたをする言葉に「巧み」があり、こちらは「ある技術に優れていること」という意味で、状態を表す言葉です。
「匠」の言葉の由来
「匠」という漢字は、「さしがね」と「曲がった柄の先に刃をつけた手斧」の象形を表し、「さしがねや斧を用いた技術者」、つまり「腕前が良く、道具を使って質の高いものを作る職人」として使われる様になりました。
まとめ
今回は「匠」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。