この記事では、「窯元」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「窯元」の正しい読み方は「かまもと」と「ようげん」どちら
「窯元」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている漢字の個別の読みについて、確認します。
「窯」の漢字の音読みは「ヨウ」で、訓読みは「かま」です。
また「元」の漢字の音読みは「ゲン・ガン」で、訓読みは「もと」です。
従って、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば「ようげん」と読めますし、訓読み+訓読みで繋げれば「かまもと」と読めることが分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、ここからは判断できません。
さて、「窯元」の正しい読み方は「かまもと」と「ようげん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「窯元」の正しい読み方は「かまもと」で、「ようげん」と読むのは間違いです。
漢字の読みからは、いずれとも読めるのに、一方が正しい読み方で、他の一方が間違った読み方となるのは、これも日本語の難しさと言えるかも知れません。
「窯元」の意味
「窯元」とは、「陶磁器を焼くかまを持ち、製造する所、及び製造する人のこと」を意味する言葉です。
「窯元」の言葉の使い方や使われ方
・『ここは京都の清水焼の窯元の一軒です』
・『かつては、登り窯を持つ窯元が何軒もありましたが、今ではこの地域では一軒になりました』
・『この窯元では、陶器に親しんでもらうために、一般の人に粘土で陶器を作る体験会を行っています』
まとめ
「窯元」の正しい読み方は「かまもと」で、「ようげん」と読むのは間違いです。
また、この「窯元」とは、「陶磁器を焼くかまを持ち、製造する所、及び製造する人のこと」を意味する言葉です。
