「十里木」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「十里木」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「十里木」の正しい読み方は「じゅうりぎ」
「十里木」の正しい読み方は「じゅうりぎ」です。
「十」には「十分」【じゅうぶん】「十字」【じゅうじ】など「じゅう」という読み方があります。
「里」は「一里塚」【いちりづか】「郷里」【きょうり】など「り」と読み「木」は「経木」【きょうぎ】「添木」【そえぎ】など「ぎ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「じゅうりぎ」が「十里木」の正しい読み方です。
「十里木」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「十里木」のよくある間違った読み方として挙がるのが「とりぎ」「じゅうさとぎ」です。
「十」には「十勝」【とかち】「十津川」【とつかわ】など「と」という読み方があり「里」は「里山」【さとやま】「里芋」【さといも】など「さと」とも読みます。
「十里木」は固有名詞なので「じゅうりぎ」以外の読み方はありません。
「十里木」について説明
「十里木」とは、「静岡県と神奈川県にある地名」です。
静岡県裾野市須山の富士山と愛鷹山に囲まれた一帯の高原を指すほか、神奈川県横浜市港南区にも「十里木」という地名が存在します。
富士山の裾野に広がる十里木高原は富士サファリパークやゴルフ場など多くのレジャー施設がある静岡県内を代表するのリゾートエリアです。
「十里木」の言葉の由来
静岡県の地名は富士宮へ五里竹之下へ五里離れていることに由来する、という説が有力です。
横浜の地名は日本橋から約十里のところにあるのが由来です。
まとめ
「十里木」は読み間違いの多い難読地名です。
初見では多くの人が間違えるので正しい読み方を覚えておきましょう。