この記事では、「南京」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「南京」の正しい読み方は「なんきょう」と「なんきん」どちら
「南」という漢字は訓読みでは「みなみ」、音読みでは「なん」や「な」と読みます。
そして、「京」という漢字は音読みで「きょう」や「けい」と読み、基本的にはこの音読みでのみ用います。
「南京」は中国の都市名称であるため、中国語の発音をカタカナ読みにして「なんきん」と読むのが正しいです。
正しい読み方の結論
「南京」の正しい読み方は「なんきん」になります。
「南京」の意味
「南京(市)」とは中国の都市の1つであり、江蘇省の省都になります。
2019年には「ユネスコ」により中国史上初の「文学都市」として選出されました。
中国最初の理論書や評論、児童啓蒙などが生まれているなど、「南京」は古くから文学とかかわりの深い土地だったのです。
その証拠に、中国古典の名作をはじめ、「南京」にゆかりのある文学は中国に1万部以上あるとも言われています。
また、450組織もの市民の読書会があることから、読書家の多い都市としても有名です。
歴史的にも「南京」は三国時代の呉の「孫権」をはじめ、多くの王朝がこの地に都を置いていました。
ちなみに、「台湾」こと「中華民国」はこの「南京」を公式な首都として統治権を主張しています。
「南京」の言葉の使い方や使われ方
・『南京と日本の名古屋市は姉妹都市関係を結んでいる』
・『南京の先鋒書店は世界で最も美しいと評されている』
まとめ
・「南京」の正しい読み方は「なんきん」になります。
・「南京」とは中国の都市の1つであり、江蘇省の省都になります。